Warframeの世界は、今も進化を続ける生きたゲームです。大型アップデートがあるたびに追加だけでなく多くの変更点も加わります。これはベテラン、復帰、新規ユーザー全員の体験を考慮して実装されたものが多く、特に復帰テンノは違いの大きさに驚くかもしれません。

Steam連携による自動ログイン

多くのテンノはPCのSteam版でプレイしています。これまでは、Steamでゲームを起動しても毎回ログイン画面でメールアドレスとパスワードの入力が必要でした。最新のアップデート「Koumeiと五つの定め」からは、設定を行うことでSteam版起動時に自動でログインするようになりました。

クロスプラットフォームセーブ

様々なプラットフォームでWarframeをプレイしているテンノへ、アップデート「壁の中の囁き」からPC、PlayStation、Xbox、Nintendo SwitchなどのプラットフォームをWarframeアカウントに情報を連携することで、クロスプラットフォームセーブ機能が実装され、どの機種からプレイしても同じWarframeアカウントにアクセスできるようになりました。

そして最新のアップデートでは、クロスプラットフォームで行えるトレード機能も改善され、クロスプラットフォーム機能を有効にしていないプレイヤーともトレードができるようになりました（規制あり）。

QOL変更：ナビゲーション、ファストトラベル、Voidレリック

ビルドオプションの管理はアーセナルだけでなく、ナビゲーション画面からも行えるようになりました。これでテンポよくミッションの合間に装備の切り替えが行えます。

Helminth医務室やMODの管理はこれまで通りモジュールで行う必要がありますが、現在はオービターやリレーなどのハブからギアメニューを開くことでファストトラベルが可能です。

Voidレリックから特定のアイテムを狙っている場合は、レリックメニューとミッション完了画面からどのアイテムを既に所持して作成しているかが表示されるようになりました。

アルケイン分解

以前エンドゲームまでプレイしていたテンノは、既にアルケインを数種類集めていたかもしれません。アップデート「壁の中の囁き」では「アルケイン分解」が可能になり、新素材のヴォスフォルが集められるようになりました。この素材はサンクタム・アナトミカで交換しアルケインパックとの交換ができます（アクセスするには壁の中の囁きクエストをクリアする必要があります）。

基本ゲームプレイに関する変更

その他のゲームプレイコンテンツも、アップデートに合わせ調整されることが多々あります。例として、敵勢力のヘルスタイプと耐性の簡素化や、敵の装甲値とシールドのスケーリング、WARFRAMEシールドのバフ、WARFRAMEシールドゲート仕様の変更、Voidrigネクロメカ入手を簡素化などがあります。

WARFRAMEリワーク

ここ数年で、長年存在してきたWARFRAMEのアビリティを現環境に合わせて調整されたリワークを複数行ってきました。中でも大きくアビリティを改善されたのがCaliban、Nova、Frost、Inaros、Hydroidであり、その他にもHildryn、Wukong、Ember、Excalibur、Mag、Voltなども微調整を受けました。

もちろん新しいWARFRAMEも実装されています！　ランダム性がゲームプレイに反映するKoumeiや、光り輝くJade、剛腕型のQorvex、博学なサポートを行うDanteなどもチェックしてみましょう。

コンパニオンリワーク

ソロでプレイしていても、コンパニオンがいればどんな困難も乗り越えられます。コンパニオンシステムはここ数年で大きく改善され、戦場での影響がより増しました。第1パートでは、コンパニオン全般の基礎ステータスを上げ、ミッションで永久離脱しないように変えられました。

パート2では、動物コンパニオンに独自の武器を与えMOD枠を増やし、センチネル武器の強化、そしてプリセプト効果の見直しがメインで行われました。これでお気に入りのキャバットやクブロウ、センチネルがより活躍する機会が増えました。

グラフィックの改善

Warframeも年月を重ねるにつれ、グラフィック面でも多くの改善が施されました。11年の歴史は、PCやコンソールの進化と共に歩んできました。

PCでは向上版グラフィックレンダリングが実装され、霧効果や肌のシェーダーがアップグレードされました。ダイナミックライティングも追加され、Nvidia DLSSやAMD FSRにも対応しています。更に、11月26日発売のPlayStation 5 Proではエンハンスドグラフィック機能にも対応します！

グラフィック機能だけでなく、便利設定にも様々な追加点や変更が加えられました。キャラクターハイライトシステムでは、ミッション中敵と仲間の区別がより明らかになる設定であり、混雑したミッションでは有効に活用できます。